車に乗せてくれる人がいたら乗る?
目次
個人的徒歩移動あるあるだが、自分の足以外を使って移動していいのかと迷うことがある。
個人的にはアリだと思っている。
電車・バスワープ
私は公共交通機関を利用することが度々ある。地名は知っていたがその場所にあるとは知らず通り過ぎてしまった場所や行く予定のなかった場所、道中の人に勧められて急に行きたくなった場所など、電車やバスを使うことで一瞬で戻ることが出来る。利用した駅やバス停から再スタートするというルールを設けることで、徒歩旅行自体には支障が出ないようにしている。ゲームをポーズ画面にしてトイレに行くような感覚だ(?)。
↑阿蘇山に向かうために乗った「あそぼーい」。登山口は町周辺から離れていることが多く、電車やバスを使う機会が多かった。
寄り道含め全てにおいて歩かなれば意味がないと最初こそ思っていたものの、実際そうした状況になった時に歩いてきた道を引き返すという気は湧いてこなかった。またの機会に行こうだなんて、次の機会を作れるかなんて分からない。公共交通機関を使わないという縛りを大事にしたがために、あとから行っておけばよかったなどと後悔するのは勿体ない。
↑開聞岳に登るために指宿枕崎線の電車に乗ったわけだが、縦揺れが凄まじく記憶によく残っている。各地方の電車に乗るのも結構面白い。
九州の電車を使う際に驚いたのが、自動改札のない駅があったことだ。
鹿児島駅改札。なお付近で栄えているのは鹿児島中央駅であり、そちらには自動改札もあるし新幹線も停まる。
とまどって本数の少ない電車を逃してしまうことがあったので、行くことがあれば気を付けよう。
車ワープ
たまに車に乗せてくれようとする人がいるが、基本的にはお気持ちだけ頂くようにしている。車に乗ってしまえば、本来歩くはずだったルートを車で移動することになり、それは完全に歩いたとは言えなくなってしまうから。
ただ、それは徒歩移動中に限った話である。徒歩移動を中断している休憩日(登山・観光中)は基本的にお言葉に甘えて乗せてもらうようにしている。
※犯罪には巻き込まれないよう本当に気を付ける事。
↑阿蘇山登山(熊本)の帰り、道中会ったハイカーの方に乗せて頂いた。
↑高千穂峰登山(鹿児島)の帰り、道中私に気付いた登山ガイドの人に乗せて頂いた。
1時間歩いた後宮崎まで電車で3時間移動して戻る予定だったので車で1時間は本当に助かった。
今回登った山の登山口はどれも電車バスでアクセスできるところから結構離れていた。当然行き帰り登山口・駅まで移動する時間含め予め計画を立てている。
九州一周のほぼ最終日あたりで「行きたいお店があるから一緒にご飯どう?」と誘って頂いたことがある。乗りました。
ただその方が行きたかった方のお店がその日は閉まっており、結局載せて頂いた場所まで戻って降ろしてもらった。その方は”ふと思ったことをすぐに行動に移す”を実行中だったそうで、私は見てはっとしたそう。そういうパターンもある。
常に一人で歩いているため、お声掛け頂くだけでも嬉しいのに、乗せようとまでしてくれる人までいるなんて、本当にありがたい話である。
乗るか乗らないか
ある程度縛った方が面白い旅になると思うが、縛りすぎても面白い機会を逃してしまうので、時と場合で乗り物には乗ってもいいと思う。結局は自己満足なので、自分が何を大事にするのかを決めるのがいいと思う。
以上。