歩くスピードと距離の予測【徒歩移動】

算数が役に立つ

 

目次

 

歩くスピード

自分の歩くスピードについて把握しておくと、あとどれくらいで着くのかがなんとなく予測できるようになる。

私の歩くスピードは時速5~6キロ、10kgの荷物を背負って移動すると時速4.5km。ランニング系のアプリを入れれば正確に数字を出してくれる。

ちなみにグーグルマップの徒歩を選択した場合の速度は時速5キロほどらしい。普通に早いので使用する際は注意。

 

速度計算

速さの公式

道のり=速さ×時間

速さ=道のり÷時間

時間=道のり÷速さ

小学校で習ったと思われる公式。これを用いる。

計算できない私は自分の速度で〇時間歩けば〇km進むというのを予め頭に入れておくことで爆速計算している。

 

〇キロ歩くのに〇分掛かる

目的地まであと何分歩けば着くのか計算する際よく使う。1km進むのに何分掛かるかだけ覚えておくと楽。

 

時速3kmの場合
  • 1km進むのに20分
  • 2km進むのに40分
  • 3km進むのに1時間
時速4kmの場合
  • 1km進むのに15分
  • 2km進むのに30分
  • 3km進むのに45分
  • 4km進むのに1時間
時速5kmの場合
  • 1km進むのに12分
  • 2km進むのに24分
  • 3km進むのに36分
  • 4km進むのに48分
  • 5km進むのに1時間

 

使用例)

目的地までの時間を予測する場合

「残り5キロで○○に到着」

「時速4kmで歩けばあと1時間15分くらいで着きそうだ」

 

〇時間歩くと〇km進む

上と逆バージョン。こちらは計画を立てる際によく使っている。

個人的に8時間が連日あるくにあたって気持ちよく飽きずに歩ける距離である。

 

時速3kmの場合
  • 1時間歩くと3km進む
  • 2時間歩くと6km進む
  • 3時間歩くと9km進む
  • 8時間歩くと24km進む
時速4kmの場合
  • 1時間歩くと4km進む
  • 2時間歩くと8km進む
  • 3時間歩くと12km進む
  • 8時間歩くと32km進む
時速5kmの場合
  • 1時間歩くと5km進む
  • 2時間歩くと10km進む
  • 3時間歩くと15km進む
  • 8時間歩くと40km進む

 

使用例)

当日の朝、その日に泊まるネットカフェの位置を決める場合

「現在朝7時」

「8時間歩いて15時、休憩や寄り道で+2時間で到着は17時くらいだろうか。時速4kmで8時間歩いて32km、30kmあたりでネットカフェ探すか~」

 

上記2つを組み合わせた使用例)

計画段階で泊まりたい宿Aと宿Bがあるがやや距離が離れていて、宿Aの出発時間を決める場合

「宿Aと宿B間の距離が40km」

「順調に歩けたとして19時には着いていたい」

「時速4kmで歩いて宿に着くまでにかかる時間は40km÷時速4km=10時間」

「10時間歩いて19時、つまり最低でも朝の9時には出発する必要がある」

「あくまでこれは歩き続けた場合だから、余裕を持って朝の7時には出発しよう」

 

ちなみに、距離が離れた宿では基本的に夕食付にはしないほうが良い。この例の場合だと2時間ほど余裕を持たせてはいるが、なんやかんやで19時ギリギリになる”予感”がする。大抵ホテルや民宿の夕食の時間は18時~20時、夕食に間に合うかどうかヒヤヒヤしながら歩くのは苦痛だろう。素泊まりであれば夕食を付近で到着後に食べるか道中で食べるかをその場に応じて選べるので、寄り道したくなったとしても安心だ。

 

注意点   

例に挙げた”「残り5キロで○○に到着」⇒「時速4kmで歩けばあと1時間15分くらいで着きそうだ」”。

上でも触れているが、これはあくまで歩き続けた場合の時間であるため、途中で10分休憩した場合は到着予定時刻より10分遅れるし、30分間昼食を取ると当然ながら30分遅れる。

また、同じ時速で歩き続けた場合の時間のため、疲れてペースが落ちたり足に不調が出たりすればその分到着は遅くなる。それら全てを含めた上で計画を立てないと時間が押してしまう。

慣れてくるとそのあたりはなんとなく感覚で分かるようになる。

 

歩行距離計測アプリ

歩いた距離と速度、時間の記録を取ってくれるアプリがいくつかある。後から見返せるよう是非入れておきたい。

アプリによっては、自身が止まるとアプリ側が人間が止まったと判断して自動で一時停止してくれる機能が付いているものもある。

私が使用しているアプリは手動で止める必要がある(課金すればオート機能が追加できるらしい)。止めたはいいものの再開し忘れるというミスを犯す可能性があるため、昼食や夕食、休憩中もアプリを止めていない。そのため正確な時速平均が見れていないのが悲しい。

 

以上