歩いて九州一周【徒歩九州一周】

学生時代に2ヵ月かけて九州を歩いて1周した話

 

 

目次

 

九州一周の距離

約1500km。

これは意外にも青森から山口間と同じぐらいの距離にあたる。

結果

歩いた1500kmの内訳

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印象に残っているルートの記録

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宿代の内訳

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持ち物一覧

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スタイル

徒歩移動

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ネットカフェ泊

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感想

楽しかった。変な話1ヵ月半もあれば九州は一周出来てしまうのかと思えてしまった。

 

歩くに至るまで

①大学4年生、学生生活が終わるまでにもう一度長い距離を歩きたい…

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②九州に行ったことがなかった

③歩いて九州をまわろう!

就活は7月末に終了、卒業単位も4年前期までには全て取り終えていたので、残りは学生生活、おいては人生で”最後”の長い休みであった(老後は生きてるか不明なので)。8月は各地の山を登っていた。9月頭に出発しようとしていたがスーパー台風が上陸、見送ったのちの9月末の出発となった。

 

計画

ルート

スタート地点は小倉駅、反時計回りで一周し、小倉駅に帰ってくる。反時計回りである意味は特になかったが、右半分が本州側である為、私用が入った際にすぐに大阪に戻ることができたので結果的によかった。

一周の定義

”一周”とは曖昧である。どれだけ外周のキワを攻めて周ろうが、逆にどれだけ内側を周ったとしても、同じ”一周”。一つのゴールを目指して進むのとは違い、自分の匙加減でどれだけでも距離を短くできてしまう。定義がないために、達成感が薄れてしまう。そこで、自分が一周したと納得できるようルールを設けた。

ルール

・1000km以上歩く
・本土最西端・最南端を通過する
・対岸へ渡る際のみフェリー使用可
・観光の際のみ交通公共機関の使用可、ただし乗車地点から再スタートすること

1の1000キロは最低限一周をしたと自分で思える距離、2は外周を周る上で押さえておきたいポイント。

3は鹿児島の薩摩半島から大隅半島へ渡るために設けたルールで、フェリーに乗りたかったのもあるが綺麗に一周ができる。4は登山口までは電車バスで移動したかったため、あとから見たいと思った時に戻れるように設定した。

一周の形

長崎・熊本の島を渡るか渡らないか、鹿児島のフェリーを使うか使わないかで、踏破後の一周の形が大きく変わる。

 

長崎・熊本の島

長崎の諫早から、①佐賀方向に上がって有明海上側をぐるりと回って大牟田方向に向かうルート②島原(長崎)~天草(熊本)を通って宇土(熊本)に入るルート、③阿久根・出水(鹿児島)に入るルートの計3ルートある。

私は嬉野(佐賀)と芦北(熊本)の両方を通りたかったので①のルートを選択した。地続きの島原半島も一周しようかと考えていたが、島の丁度真ん中あたりにある雲仙普賢岳を登ったことで満足してしまった。余裕があるなら一周してみるのもどうだろう。

ちなみに天草は長崎県ではなく熊本県である。

 

鹿児島の山川・根占フェリー

桜島を挟んだ左が薩摩半島、右が大隅半島

薩摩半島から大隅半島に渡る際、①指宿(山川)から姶良市霧島市桜島の上をぐるりと回ってから南下するルート(黄色)フェリーで対岸に渡ってしまう②鴨池・垂水フェリー桜島の下)(オレンジ色)③山川・根占間のなんきゅうフェリールート(赤色)がある。

↑日置から佐多岬まで

↑2つのフェリールート(山川は指宿市山川町の山川)

私は③のルートを選択。日置から枕崎の方に南下せず鹿児島市に直接向かっているのは、鹿児島市を通過しつつフェリーに乗りたかったためこのようなルートになった。

佐多岬直行のフェリーはない。根占港からの南下になる。

 

一番一周だと思えるルートで選ぶか、或いは行きたいところに合わせてルートを選ぶか、その時の流れで決めてしまうのもありだが、余裕を持つという意味では予め決めておいた方がいいかもしれない。

 

実際にたどったルート

小倉→博多→唐津伊万里→松浦→平戸→本土最西端の地→佐世保→時津→長崎→諫早→嬉野→佐賀→大牟田→熊本→八代→芦北→出水→薩摩川内→湯之元→鹿児島→指宿→(山川・根占フェリー)→佐多岬(本土最南端の地)→鹿屋→志布志→串間→日南→宮崎→延岡→佐伯→津久見→大分→別府→(ここで一度大阪に戻る)→国東→豊後高田→行橋→小倉

 

日数

1周が約1500km。1日30km歩くとすると50日、1ヵ月半あれば一周できる計算になる。到着する目安として2ヵ月を設定した。前回分かったことだが自分の場合はある程度計画性がないと途中からダレてくる。

 

宿

お金がないのでネットカフェ一択。野宿は自身のポリシーに反するため除外。心配になったのが九州にネットカフェはどれくらいあるのかということだ。本州のようにそこら中にあるわけではないのは端から分かっていた。ネットカフェの存在が確認されていない地域ではビジネスホテル或いは同等程度の値段の民宿を使うことにした。

ビジネスホテルはネットカフェのようにそのまま入って1泊とはいかない。確実に泊まれる保証がないので、事前に予約をする必要がある。田舎の方であれば常に予約の枠が空いてる状態なのかと思いきや、その地域の宿泊施設の数が限られており、1ヵ月の予約の枠がほとんど埋まってるなんてことがあった。そのため、基本的に1週間先にはどのあたりにいるのかを把握しておき、ネットカフェがなさそうであれば早めに宿を抑えていた。

 

資金

バイト代と奨学金色々含め35万程あったので、それを資金とした。奨学金は将来の自身の借金であるため、今使っても問題はない。

 

以上。

 

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ワンデー徒歩日本列島横断【日本海→太平洋】内訳

短いようで長い

 

目次

 

ルート

ログ

気比の松原(松原海岸)→高松サーフ【日本海から太平洋まで】

敦賀気比の松原(松原海岸)【最寄駅からスタート地点まで】

高松サーフ→富田浜駅【ゴール地点から最寄り駅まで】

 

総距離

日本海から太平洋までの区間は安全なルートを通った上で116kmである。

最寄り駅(敦賀駅)からスタート地点、ゴール地点から最寄り駅(富田浜駅)までの距離も含めると総距離としては122kmとなった。108km…

 

時間

出発時刻:1日目12時50分

到着時刻:2日目20時30分

32時間。なんやかんやで想定していたより3時間も遅れてしまった。

これで時速は3.7km/h程度になる。

 

道路

歩道は比較的多めだが、特に前半と後半に道が無い区間が何度も出てくる。

全体を通してくそデカトラックが結構なスピードで走っているため注意が必要。

 

161号線・8号線

歩道はあったりなかったり、半々くらいの印象(曖昧な記憶)。

20km地点の近江塩津駅前後は歩道がある。

 

注意ポイント

通行は可能だったが通行止めとなっていた脇道がある。

「愛発・奥野区」の看板が目印。8号線に沿って進んできたわけだが、この看板にぶち当たったあたりで歩行スペースが狭まるので、脇道(赤)に入りたくなってしまう。落石通行止めの看板が一応あったものの、設置されているのかどけられているのかどうかの判断が付かなかった。

161号線から8号線に入りカーブを曲がって少し進んだ地点にある。

脇道を進んでみた。右手の川(写真だと左手)に支流が流れ込んでおり、足場は良くない。緑を推奨。

8号線と合流する地点。反対側には分かりやすく通行止めの看板がある。

 

賤ヶ岳トンネル

私が通行した際は左側は歩行者通行不能との看板があった。トンネル直前までは左側に歩道があるため右側に渡る必要があるが、トンネル直前はカーブが効いていて反対車線側に渡るのは大変危険である(車が見えないため)。予め右側に寄っておく、あるいは車がいないのを見計らった上でトンネル内の直線部分で渡るのがいいだろう(前者推奨)。

 

8号線

トンネルを抜けてしばらく進むと8号線に出る。

8号線沿いにはマクドやイオン等があるので英気を養おう。私は高月駅あたりから365号線に進路変更したが、そのまま8号線を進んでもいいかもしれない(距離は伸びる)。

 

365号線

グーグルマップ最短ルートだと途中から365号線を外れて山沿いの方に向かうが、歩道が完全に消滅するためそのまま365号線を進む。上は逸れてしまっている画像。

明かりが殆どない区間があるのでヘッドライトは必須。奥に見えているのはコンビニの明かり。

 

551号線

365号線も後半から歩道が出たり消えたりして安心できなくなってきたので、今回は551号線を通って柏原駅を経由して関原駅まで移動。柏原駅駅以降は21号線沿いの旧中山道を通ればおそらく安全。

 

56号線(薩摩カイコウズ街道)

365号線から56号線へ進み、南下。最初の方は歩道が無いためあぜ道に入るのがいい。

4kmはずっとこれで心が安らぐ。この120kmの中で一番気持ちよかった。

 

258号線(大桑道路)

歩道が出たり消えたり。

56号線薩摩カイコウズ街道を南下していくと258号線にぶつかる。258号線に逸れると途中から上記のような道に豹変するため、そのまま逸れずに進んで揖斐川(いびがわ)を渡り、海津市町内を進むのがおそらく正解。距離は伸びるがトラックと向き合って歩くよりはいいかもしれない。

 

薩摩カイコウズ街道以降

桑名方面に南下するにつれて道が増えてくるため、後は自由に進もう。

 

チェックポイント

スタート地点最寄駅(JR敦賀駅)

まだ北陸新幹線開通前。

 

スタート地点(気比の松原)【0km】

駅から3km離れている。

 

近江塩津駅【20km】

道なりに歩いていると一番初めに出てくる駅。帰る選択肢をちらつかせてくる。

 

中間ポイント(関原駅)【60km】

ちょうど60kmで真ん中付近にある。

駅から最寄りのコンビニはセブン700m、ローソン750m、ファミマは1.3kmとやや離れた場所にあるので注意。トイレは改札内、向かいの関ケ原前観光交流館にも設置してあったが夜は施錠されていた。

 

名駅

大きめの駅。

 

ゴール地点(高松サーフ)

2つの発電所の塔が目印。

砂浜まで出るにはそこそこ歩く必要あり。この道であっているか不安になるが一番奥に浜に出る入口がある。暗いので可能であれば夕方には着いていたい。

 

ゴール地点最寄駅(JR富田浜駅)

最短は富田駅3.0km。次点で近鉄富田駅、JR富田浜駅の3.4km。極力何も考えずまっすぐ歩ける富田浜駅を選択した。時刻によっては名古屋まで1本で行けたり乗り換えが必要だったりする。

 

心身的状態

コンビニは比較的多かったので食料で困ることはなかった。

道中何もなかった。

凄く眠かった。

 

以上。

 

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ワンデー徒歩日本列島横断【日本海→太平洋】

寝なければワンデー

 

目次

 

結果

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歩くに至るまで

①日本を横断したい

②そんな時間は無い

③最短で横断できる場所を探そう!

 

見てほしい、この日本列島のくびれた部分を。グーグルマップで見ると108km、1日通せば歩けそうな距離である。

 

 

まさにダークライの折れそうなくびれ部分だ

 

ちなみに、今回は日本海と太平洋を挟んで日本列島を横切るルートなので、日本"縦断ではなく"日本"横断"となるらしい。

 

感想

道中何もなく、心が辛かった。

短いようで長い。

 

計画

ルート

東京から福井県敦賀へ移動。

今回は東京→米原敦賀の順で電車MOVE。

 

ほど近い気比の松原に向かい、日本海をタッチ。

 

歩いて移動。

 

関ヶ原駅を中間ポイントとする。

 

一番近いであろう三重県の海岸、高波サーフで太平洋をタッチ。

 

付近の駅から名古屋へ向かい、そこから新幹線あるいは夜行バスで東京に帰る。

 

グーグルマップで確認したところ、最短ルートだと歩道が無い区間を多く通ることになっていたため、遠回りでも安全を優先、歩道があるか裏道の方を選んで通ることにした。


あれ、さては108キロではないな…?

 

日数

1日夜通しで歩く。実質2日。寝なければワンデー。

途中宿に泊まらないのは、一度で歩き切った方が”強そう”だからである。

 

108kmを時速4kmで 歩くと

108÷4=27

昼食休憩、あとはなんやかんやで2時間使うと想定、おそらく29時間後あたりには到着するだろうと予想。

12時50分出発、到着は翌日の17時50分、18時到着が目安だろうか。

 

敦賀行の電車で考えていた。

 

以上。

 

 

 

歩くスピードと距離の予測【徒歩移動】

算数が役に立つ

 

目次

 

歩くスピード

自分の歩くスピードについて把握しておくと、あとどれくらいで着くのかがなんとなく予測できるようになる。

私の歩くスピードは時速5~6キロ、10kgの荷物を背負って移動すると時速4.5km。ランニング系のアプリを入れれば正確に数字を出してくれる。

ちなみにグーグルマップの徒歩を選択した場合の速度は時速5キロほどらしい。普通に早いので使用する際は注意。

 

速度計算

速さの公式

道のり=速さ×時間

速さ=道のり÷時間

時間=道のり÷速さ

小学校で習ったと思われる公式。これを用いる。

計算できない私は自分の速度で〇時間歩けば〇km進むというのを予め頭に入れておくことで爆速計算している。

 

〇キロ歩くのに〇分掛かる

目的地まであと何分歩けば着くのか計算する際よく使う。1km進むのに何分掛かるかだけ覚えておくと楽。

 

時速3kmの場合
  • 1km進むのに20分
  • 2km進むのに40分
  • 3km進むのに1時間
時速4kmの場合
  • 1km進むのに15分
  • 2km進むのに30分
  • 3km進むのに45分
  • 4km進むのに1時間
時速5kmの場合
  • 1km進むのに12分
  • 2km進むのに24分
  • 3km進むのに36分
  • 4km進むのに48分
  • 5km進むのに1時間

 

使用例)

目的地までの時間を予測する場合

「残り5キロで○○に到着」

「時速4kmで歩けばあと1時間15分くらいで着きそうだ」

 

〇時間歩くと〇km進む

上と逆バージョン。こちらは計画を立てる際によく使っている。

個人的に8時間が連日あるくにあたって気持ちよく飽きずに歩ける距離である。

 

時速3kmの場合
  • 1時間歩くと3km進む
  • 2時間歩くと6km進む
  • 3時間歩くと9km進む
  • 8時間歩くと24km進む
時速4kmの場合
  • 1時間歩くと4km進む
  • 2時間歩くと8km進む
  • 3時間歩くと12km進む
  • 8時間歩くと32km進む
時速5kmの場合
  • 1時間歩くと5km進む
  • 2時間歩くと10km進む
  • 3時間歩くと15km進む
  • 8時間歩くと40km進む

 

使用例)

当日の朝、その日に泊まるネットカフェの位置を決める場合

「現在朝7時」

「8時間歩いて15時、休憩や寄り道で+2時間で到着は17時くらいだろうか。時速4kmで8時間歩いて32km、30kmあたりでネットカフェ探すか~」

 

上記2つを組み合わせた使用例)

計画段階で泊まりたい宿Aと宿Bがあるがやや距離が離れていて、宿Aの出発時間を決める場合

「宿Aと宿B間の距離が40km」

「順調に歩けたとして19時には着いていたい」

「時速4kmで歩いて宿に着くまでにかかる時間は40km÷時速4km=10時間」

「10時間歩いて19時、つまり最低でも朝の9時には出発する必要がある」

「あくまでこれは歩き続けた場合だから、余裕を持って朝の7時には出発しよう」

 

ちなみに、距離が離れた宿では基本的に夕食付にはしないほうが良い。この例の場合だと2時間ほど余裕を持たせてはいるが、なんやかんやで19時ギリギリになる”予感”がする。大抵ホテルや民宿の夕食の時間は18時~20時、夕食に間に合うかどうかヒヤヒヤしながら歩くのは苦痛だろう。素泊まりであれば夕食を付近で到着後に食べるか道中で食べるかをその場に応じて選べるので、寄り道したくなったとしても安心だ。

 

注意点   

例に挙げた”「残り5キロで○○に到着」⇒「時速4kmで歩けばあと1時間15分くらいで着きそうだ」”。

上でも触れているが、これはあくまで歩き続けた場合の時間であるため、途中で10分休憩した場合は到着予定時刻より10分遅れるし、30分間昼食を取ると当然ながら30分遅れる。

また、同じ時速で歩き続けた場合の時間のため、疲れてペースが落ちたり足に不調が出たりすればその分到着は遅くなる。それら全てを含めた上で計画を立てないと時間が押してしまう。

慣れてくるとそのあたりはなんとなく感覚で分かるようになる。

 

歩行距離計測アプリ

歩いた距離と速度、時間の記録を取ってくれるアプリがいくつかある。後から見返せるよう是非入れておきたい。

アプリによっては、自身が止まるとアプリ側が人間が止まったと判断して自動で一時停止してくれる機能が付いているものもある。

私が使用しているアプリは手動で止める必要がある(課金すればオート機能が追加できるらしい)。止めたはいいものの再開し忘れるというミスを犯す可能性があるため、昼食や夕食、休憩中もアプリを止めていない。そのため正確な時速平均が見れていないのが悲しい。

 

以上

 

全記事一覧

歩け

記事のURLを一覧でまとめています。

目次

 

活動記録

【歩いて大阪から東京】

計画

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歩いた630kmの内訳

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宿代・食事代の内訳

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持ち物一覧

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【歩いて九州一周】

計画

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歩いた1500kmの内訳

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宿代の内訳

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印象に残っているルートの記録

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徒歩移動のあれこれ

歩きを選択するメリット・デメリット

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徒歩旅中に乗り物に乗るのはありか

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宿としてのネットカフェ

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以上。

 

【45日目】歩いて九州一周【新臼津トンネル】【津久見~大分】

津久見から大分を目指す

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目次

 

ログ

日数:45日目

日付:2022年11月8日(火)

 

注意点

今回通ったルートはグーグルマップでヒットした津久見駅から大分駅の最短ルートになる。その道中”新臼津トンネル”を通過することになるが、このトンネル、歩道がついているものの、歩き・自転車ともに大変危険である。通過を考えている方は是非いくつか他のブログにも参考にして頂き、通るのかどうかの判断をしてほしい。遠回りになるが県道217号を推奨。

この日の前日もトンネルを9つ通過したが、本当にトンネルがおおいおおいた。

 

ルート

道中①

津久見石灰石の生産量日本一らしい。石灰鉱山が見える。

トンネル①

あまり通りたくないような歩道のないルート。

トンネル②

 

新臼津トンネル

冒頭述べたトンネルの入り口。

写真では歩道が広めに見えるが色が同化しているだけで実際はその半分くらいである。

歩道が狭く交通量が多い(それもくそでかトラック)、雨漏りで溜まった泥と合わせて油断すると足元を取られる。壁に寄ろうにも反射板が斜めに道路側に張りだしており、十分に張り付けない。写真では伝わりにくいかもしれないが危険度は他のトンネルよりかなり高め。

そして、距離が1.6kmある。

仮にまた津久見~大分間を移動する機会ができたとしても、徒歩では二度と通らないだろう。

 

臼杵市

長すぎトンネルを抜けて一安心

トンネル③

臼杵の町が見える

上臼杵駅

目を引く駅名看板。

 

道中②

ここでまさかの職質を受ける。人生初めての職質が大分とは。

トンネル④

 

大分市

この辺りで車に乗っけてくれようとするおじさんと遭遇。ありがとうございました。

トンネル⑤

開けた。

高くて危ない。

急に安心感。

町に出た。わっしょい。

 

道中③

中判田駅

大分大学

敷戸駅

この日は皆既月食だった。全人類が上を見ている。

 

到着

 

大分駅

翌朝見に行ったがとてもかっこいい駅舎であった。

 

以上。

 

【43日目】歩いて九州一周【延岡から佐伯】【宮崎→大分】【️秘境宗太郎駅】

43日目、盛岡から佐伯を目指す

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目次

 

ログ

日数:43日目

日付:2022年11月6日(日)

 

注意点

延岡佐伯間は九州を一周する上での難関ポイントだと思っている。326号線を通って豊後大野に抜けていくか、10号線を通って佐伯に抜けていくか、沿岸沿いの388号線を周って佐伯まで抜けていくかの3ルートあるが、どのルートも一日で歩く距離は比較的長めである。388号線沿いはキャンプ場と民宿がいくつかある。

秘境駅で有名?な宗太郎駅が気になったので10号線ルートを選択。道自体はゆるやかな坂が続く。交通量は殆どなく、車がたまに通るくらい。電車は佐伯方面に夜1本通るのみなので途中のエスケープは不可、駅前で無限待機である。

重要な点はAコープ北川店を過ぎれば最後、道中食料を補給できるところがない。10号線沿いだとローソン佐伯長谷店が一番近くて47km。たまにある自販機も補充されているのか怪しいため、飲料もここで買っていくべきである。

その他の地域のスーパーはグーグルマップで見る限り開いているのか閉まっているのか不明。あまりあてにしない方がよい。

 

ルート

延岡駅

10:27

付近のビジネスホテルから出発。

道中①

10:57

マックスバリュで食料補給。

12:23

天気がいい。

 

道の駅北川はゆま

13:12

さすがに日曜日、人で溢れていた。

 

Aコープ北川店

14:16

赤い橋が見える。

14:23

すぐそばに最後のAコープ。

14:35

赤い橋。

 

道中②

14:44

北川駅。付近に住宅もまだちらほら見受けられた。

17:33

次第に道路一本に。

17:37

黙々と進む。

 

宮崎→大分

17:24

境目。

17:29

大分突入!柵越しにデカすぎイノシシを目撃して飛び上がった。

 

宗太郎駅

17:48

温度計、この先に小さい集落が。

17:56

集落の中の坂を越えると駅が出てくる。

ホーム

電車は停車することはないが通過自体はする。

 

道中②

18:12

月がよく見える。実はこの日の明後日が皆既月食

19:23

夜のトンネル。怖いイメージがあるが明かりで眩しい。

写真を撮り忘れていたがここから道中は明るめのライトが等間隔で設置されていたため、暗闇の中を歩くようなことはなかった。

 

重岡駅

19:35

山道を抜けた先に出てきた駅。駅舎で休ませてもらった。

19:57

重岡駅付近。信号の光が心地よい。

 

道中③

20:06

月明りの偉大さを知る。ヘッドライトの電池が途中尽きたので助かった。

20:29

一度車から声を掛けてくれた方がなんとUターンして戻ってきて下さりお茶を頂いた。救急車の音が聞こえて私じゃないかと思ったらしい。暖かすぎんだろ大分。本当にありがとうございます。

22:02

直川駅

 

到着

0:51

長かった、直川駅からの12キロが長かった…

 

反省点

出発時刻が遅すぎる。理由が、前日宿に到着したのが22時55分と遅く、その後付近のジョイフルで夕食を取ったのが当日の朝の2時30分…。この時点で出発するという選択肢は外すべきだっただろう。

60kmと比較的距離も長く、途中エスケープも出来ないため、前日は余裕を持って到着、あるいは一日滞在するなどして、朝一番に出発することを心掛けたほうがいいどの口が言ってる

 

 

以上。

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【36日目】歩いて九州一周【日南から青島】【宮崎】【鵜戸神宮】

36日目、日南から青島を目指す

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目次

 

ログ

日数:36日目

日付:2022年10月30日(日)

 

注意点

日南市から宮崎市方面に抜けるルートは宮崎県道28号線・27号線(46km)か海沿いの国道220号線(36km)のどちらかである。

が、Googleマップのルートだと徒歩では後者の国道220号線を選べなくなっている。

通る事は可能だった。道路状況は通る前に確認する事。

モアイと鵜戸神宮が道中にあり、更には10kmもの距離を縮める事が出来たため、今回は後者を通っていくことにした。

 

ルート

道中①

海がかなり近い。雨なら県道の方に引き返していた。

歩道が途中から消滅する。風が強かった。

時たま歩道が出てくる。

 

鵜戸神宮

入口

道幅がかなり狭く、車が詰まっていた。横を抜けていくスペースもなく、その瞬間は自分も車になっていた。

観光地、日曜日だったということもあり、かなり混雑していた。

神門

楼門。台風で屋根が破壊されていた。

海が近い

御本殿

お乳岩

霊石亀岩

運玉を縄の中の窪みに投げ入れる。入ると願いが叶うらしい。入りませんでした。

 

サンメッセ日南

時間の関係上長居が出来ず、800円かかるとの事だったので已む無く通過。

 

波状岩

 

長めのトンネル

歩道が広くてありがたい。

 

富士のトトロ

 

道中②

伊比井駅

鬼の洗濯板を見ていきたかったが、時間が押していたため直進するトンネルを通過。観光する時間に余裕を持たせた上でスケジュールを組むべきだったと毎度思っている。

おりゅうざこ雑魚おりゅ?

 

到着

 

青島駅

翌朝。島には寄る時間がなかった…

 

以上。

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