学生時代の春休みに19日間で大阪から東京まで歩いた話
目次
大阪~東京間の距離
直線距離:約400km
グーグルマップ最短距離:約500km
歩き続ければ4日と20時間で着くらしい。
結果
歩いた630kmの内訳
宿代・食事代の内訳
持ち物一覧
スタイル
徒歩移動
ネットカフェ泊
歩いた感想
楽しかった。
歩くに至るまで
①大学2年の春休み残り1ヵ月…漠然と何かしたい…
②東京に行ったことがなかった
③歩いて東京に行こう
学生の方へ
考えてみれば長期的な旅行が出来る機会というのは限られていて、学生時代か老後くらいである。ホワイト企業に就職して連休をくっつけたとて、長くて10連休程度だろう。社会人になって分かったことだが、連休を全て捧げて外に出ようというのはなかなかエネルギーがいる(私が老化しただけかもしれないが)。仕事をやめて日本一周!なんて人もたまにいるけれども、凡人には難しい話である。老後は元気なのか、そもそも生きているのかも怪しい。
というわけで悩んでいる学生の人がいれば、学生のうちに行動に移そう!お金がないのを理由にするのは本当に勿体ない。親に土下座してでも借りるかバイトを頑張って資金を増やそう。時間は今しかないぞ!
計画
ルート
スタート地点を大阪駅、ゴール地点を東京駅に設定した。仮に踏破できたとして、それはできるだけ分かりやすく自慢したい。おおまか東海道を歩いたと言えば全人類に伝わりやすいと思ったので東海道に沿って歩くことにした。
あくまで東海道“沿い”であって、行きたいところがあれば東海道からは大きく逸れる。正確にルートをなぞりながら行きたいところへ観光となれば、行ったり戻ったりとそれなりの時間、日数がかかってしまう。今回、自身は東海道をなぞる事に重きを置いていなかったため、赴くまま道を選ぶ事にした。東海道歩き旅フリースタイルである。
東海道を辿るか否か
そもそも、大阪から東京に向かうにあたって、鈴鹿峠を越える必要はない。米原~関ヶ原の方に抜けていくほうが平坦かつ店や宿も道中にあるだろう(黄色ルート)。当初はこちらのルートで考えていたが、先人はみな鈴鹿峠を越えていたので気になった次第である。
日数
20日以内とした。丁度そのあとに大学の授業の履修登録が始まるタイミングだった。
宿泊場所
お金が無いのでネットカフェ一択。
野宿は自身のポリシーに反するため除外。
毎日歩く距離を一定にしたかったので泊まるネットカフェは事前に調べて決めることにした。田舎の方だとネットカフェがないかもしれない。どうせなら観光もしたいと思い、行きたいところを含めた上で20日以内に着くよう逆算したところ1日20~40km程歩けば丁度良く到着することが分かった。
20~40km間隔でネットカフェを探してみると案外ある。東海道沿いだとネットカフェに困ることはそんなになさそう。助かる。
資金
バイトで貯まってた7万円があったのでそれを資金とした。足りなかったら奨学金から引き出す予定だった。学生時代の自由時間はお金で買い戻せないので…
出発前日に母と祖父母からお餞別をもらってムキムキになった。本当にありがとうございます。
予算は10万円とした。
以上。