最低限持っていったほうがよさそうな物
あくまでネットカフェやビジネスホテルに泊まる前提の装備である。徒歩九州一周編で追加したものも追加。
目次
必須
ザック容量30L(徒歩大阪~東京編)
ドイターのザック。特徴として背面の通気性が非常に良く、背中が常に快適である。作りも堅牢。荷物が容量30Lのギリギリになったためにザック内にゆとりがなく、出し入れ時に引っかかってやや面倒だった。現行モデルだとフロントパネル(ザックのおもて面)からメインルームにアクセスできる機能がある。30Lというサイズは1番取り回しのしやすい大きさである。
ザック50L+10L(徒歩九州1周編)
同じくドイターのザック。フロントアクセス機能があるため、荷物の出し入れも楽だった。サイズが大きいため、スーパーなどに行く時に気を遣う。トップリッド(雨蓋)の長さを調整することで+10L増やすことが出来る。
可能であれば、ショップでフィッティングをしてもらった方がいい。
へッドライト
首から下げて使う。両手が空くのはいい。
道を照らすためというよりは車に轢かれるリスクを下げるための意味合いが強い。
ライト本体とバッテリーが分かれているタイプがあるが、ライトとバッテリーを繋ぐコード部分が断線する場合があるため、一体化しているタイプを推奨。実際にトンネル内で断線した経緯があり、現在のヘッドライトに買い替えている。
反射タスキ(徒歩九州一周編)
ザックに括り付け、車に気付いてもらいやすくする。ザックが大きくヘッドライトの光が遮られて見えないという可能性を考慮し追加。車に轢かれるリスクは常にあるため、出来る限りの対策はしたい。反射バンド(クルッと勝手に巻かれるタイプ)の方がザックに固定しやすくていいだろう。
レインウェア上下
傘だと風や横殴りの雨でやられる。歩道がない道を歩く際に傘を差していると視界が狭まる、道路の端に寄れないなど普通に危ない。両手が空くのはいい。置き忘れることもない。
服装は登山服を流用。速乾性の高いウェアを重ねて着ている。
モバイルバッテリー
10000maと20000maの2つを持参。基本的にはコンパクトな10000maの方でスマホを充電。
常時GPSを起動しているため、スマホのバッテリーの減りがそこそこ早く、手に持ちながら使うことが多かった。
ネットカフェのブース内で使えるコンセントの数は基本2つである。1つはスマホ、1つはモバイルバッテリーに充てるとヘッドライトやイヤホンが充電できないため、20000maのモバイルバッテリーはコンセント代わりとして使用。
万が一落とした時のことも考えても予備は必須だと思う。
充電ケーブル
ケーブルがないとモバイルバッテリーを持っていても充電できない。
接触が悪くなって充電できなくなる場合や、落として消滅する場合もあるため、多めに持っていれば安心。雑に扱っていたせいか頻繁に接触が悪くなって充電できなくなった。予備を持っていないと、少ないスマホの電池残量でケーブルが売っている店をあちこち探し回る羽目になる。
100円ショップで販売している。コンビニは高いのでおすすめしない。田舎に都合よくダイソーとかセリアとかはないので見かけたらとりあえず何本か買っておいたほうがいい。
メインで使うtypeCケーブルは落としても分かりやすいよう赤色で揃えた。microUSBは家に転がっていたのを持参。
ヘッドライトの充電端子がスマホと同じ、あるいは乾電池ならいいが、異なる場合もある(スマホがtypeC、ヘッドライトがmicroUSBなど)ため、対応したケーブルを全て揃っているかは出発前に要確認。
USB電源アダプタ
充電ケーブルは持っていても電源アダプタは忘れがちである。
宿泊施設内では必須である。USBコンセントが設置されてる店もあるが、当然ない店もある。電源アダプタのサイズによってはアダプタ同士が干渉、あるいはコンセントのプラグ穴を塞ぐ形となり、幾らかあるプラグ穴のうちの1つしか使うことができない可能性があるため注意。対策として延長ケーブルがいいかもしれない。
役に立ったもの
延長ケーブル(徒歩九州一周編)
便利だった。50cmの嵩張らないタイプを選んだが1mでもよかったかもしれない。
ワイヤレスイヤホン
歩きというのは景色が流れていかない。私は歩くのが好きだが、1日8時間以上歩くとなるとどうしても途中でダレてしまう。そうした時にイヤホンをして音楽を聴くことで、歩くペースや気持ちを上げることが出来る。
有線だとザックを背負ったり下ろしたりする際に絡まってイライラしそう。ワイヤレスは落とす可能性があるため、お気に入りのものは持っていかない方がいいだろう。
せっかくの旅の最中にイヤホンで耳に蓋をするなんて…と思う人も多いだろう。話しかけてくれたかもしれない人もイヤホンをしているのを見て遠慮してしまった可能性もある。この辺はご自由にというところである。
当然であるが歩道のある場所のみ使用。
ワセリン
すごい。
足のマメのできそうな場所にあらかじめ塗っておくことで、足と靴下と摩擦を減らしてマメの発生を防ぐ。真面目に塗っている限り、マメが全く発生しなかった。
ポイントは多めに塗ること。ベタつく上にその上から靴下を履くことになり、その瞬間は快いものではないが、それが理由で一度塗らずに歩いていると大きな水ぶくれが発生した。
ボトル入りタイプは使うにつれて指がよりベタベタになるのでチューブタイプの方がいい。
初日の途中のドラッグストアで購入、その後4日目、18日目に購入。
事前に準備できるならプロテクトj1がベストかもしれない。
プロテクトj1(徒歩九州一周編)
すごい。
豆の予防薬。ベタつかない。ワセリンの上位互換でワセリンを使わなくなった。
塗ってから5分ほど乾かす。
ワセリンからの変更したところ、出発前のストレスが大幅に軽減された。
ドラッグストアでも基本的に見当たらなかったので事前に購入しておくがいい。
ロキソニン
すごい。
足の痛みが嘘のように飛んで行った。
使えるのであれば積極的に使った方がいいと思った。使ったのは貼るタイプ。
5日にドラッグストアで購入(7枚入り)、その後14日目に購入(東京編)。
足が痛み始めてすぐは冷やすかロキソニンでいいと思う。
めぐりズム 蒸気の温熱シート
すごい。
じんわりと発熱し患部の血行を良くする。
歩くと響くような激痛でロキソニンを貼っても効かず、歩くのは諦めようと思った矢先にファミリーマートで発見、ダメ元で患部に貼ったら痛みがひいて回復した。
慢性的な痛みは温めると楽になるらしいが、ここまで楽になるとは思っていなかった。これ以降ロキソニンと温熱シートの二刀流をしていた。逆に、足を痛めてすぐに温めて返って悪化したことがあるので、判断には注意。
こういった”温める系”で注意すべきなのが、カイロのような”本体が温かくなるタイプ”と、”唐辛子の成分で皮膚を刺激して血管を広げて血流を良くして温かく感じるタイプ”の2タイプあるということだ。蒸気の温熱シートは本体が温かくなるタイプである。
ファミマには4枚入りタイプが置いていた。写真は大容量タイプ。
絆創膏
案外忘れがちであるが、あった方がいい。装備に血がついてもすぐに洗える環境にないので、出しやすいところに入れておく。
シリカゲル
豪雨でスマホのカメラが曇った際に購入。
ただ即効性はなく、数時間密封した程度では乾かなかった。気休め程度だがあるとないとでは心の持ちようが違った(気がしている)。
ドラッグストアに置いてある。コンビニには置いてない。
財布ケース(財布の住所)
財布を落とすとそこで”終了”するため、財布は何かに括り付ける又は収納する住所を決めるなどして落とさない対策をすべきである。
自身の財布には括り付けるような穴がなかったため、リュックに伸びるストラップで100均の眼鏡ケースを括り付け、そこに財布を入れて“住所”とした。
使うたびに出して、しまう。面倒だが財布の消失は絶対に避けたい。
ハンガー
ネットカフェのブース席にはハンガーが基本的に1つしか置いていない。
いくつかあったほうが便利だと思ったため、ハンガーを3つ持参。当然ハンガーを掛けるフックは一つしかないが、細いハンガーなら2つ掛ける事ができた。
掛けるところを増やそうと取り付け可能なフックを持っていったが、吸盤式だったため重さに耐えきれず落ちてしまった。淵に引っ掛けるタイプならありかもしれない。
ハンガーフック
掛けるところを増やせて便利だった。
フルグラ
メインで泊まっていた快活clubがソフトクリーム食べ放題であったため、当然毎日食べていた。
道中、 バックパッカーをされていたという女性の方から頂いたフルグラをソフトクリームにのせたらとても美味かったので、今後また快活メインの旅をするなら最初から持っていこうと思った。
いらなかったもの
寝袋
初日だけネットカフェ内が若干寒かったので使ったが、収納する手間が面倒でそれ以降ただの重りになった。寒かったらジャンパー被って寝ればいい。
いざという時のためにあった方が身のためかと思ったが、そもそも野宿という手段を取る気がない自分には必要なかった。
スウェット
ネットカフェ内での部屋着として数着持っていったが、着るのが面倒で殆ど着ることはなかった。歩いているときはただの重り。
持って行った方がよかったもの
コンタクト(メガネ)の予備
4日目にしてコンタクト落とす事件が発生した。たまたま見つかって事なきを得たが2ウィークタイプを使ってる人は気を付けた方がいい。
ワンデイタイプが理想。
メガネの人も壊れる可能性は考えておいた方がいい。
以上。
歩いて大阪から東京
歩いて九州一周